アメリカ創価大学20期卒業生・松名裕一さんのSUA体験記!

今回、2024年5月にアメリカ創価大学(SUA)を卒業した松名裕一さんにSUAでの生活や思い出についてインタビューをしました!裕一さんは、卒業式にて、SUA建設に最も貢献した学生1人に贈られる「創立者賞」を受賞されました。インタビューでは、これまでのSUAでの自身の努力と様々な経験を振り返っていただきました。

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目次:

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自己紹介・SUAを目指したきっかけ

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DIGでの学び・SUA合格した際

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SUA1・2年目

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SUA3・4年目

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SUA生活全体・創立者賞について

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今後について・メッセージ

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まとめ

Q:簡単に自己紹介をお願いします。

A:北海道札幌市出身の松名裕一(まつな ゆういち)です。SUAを今年(2024年)卒業しました。SUAでの専攻はSocial Behavioral Sciences(社会行動科学)で、3年次にはフランスの北西部にあるレンヌに留学しました。

Q:SUAを目指したきっかけは?

A:関西創価中学2年生の時、当時SUAの学長であった羽吹元学長が来られて、SUAの魅力などを紹介してくださいました。その時に、SUAでは創価教育が受けられるのかという一学生の質問に対し、羽吹元学長は「君たちが創価教育を持ってくるんだよ」とのお答えに感銘を受け、SUA受験に挑戦したいと思いました。
また、SUAへ進学した関西校の卒業生から、SUAでの体験などを聞くにつれて、自身の受験に対する熱意が強くなりました。

Q:DIGでの学び

A:知人の紹介でNitesh 先生やDIGを知りました。関西創価高校では寮生活をしていたので、長期休みで北海道に帰省した際にお世話になりました。特に高校3年生の夏休みは、TOEFLなどの成績が伸び悩んでおり、テストで点数を取る上でのコツや勉強方法について教えていただき、夏休み期間だけで点数を一気に伸ばすことができました!

Q:SUA合格した際の心情や決意は?

A:とにかく嬉しかったです。合格した後は、当時取り組んでいた関西創価学園の校史の編纂により一層力を入れていました。羽吹元学長が言われた「学生が創価教育をSUAに持ってくる」という言葉を思い出して、自分なりにSUAに向けての準備をしていました。

Q:SUA1年目での経験

A:SUAの最初の一年間はパンデミックの影響で、北海道でオンライン授業を受けていました。授業や友達作りも大変で、母が体調を崩してしまい家庭状況でも困難がありました。時差がある中での授業は大変でしたが、教授は学生たちに真剣に向き合ってくれました。友達作りに関しては、実際色々な人と繋がろうと思ったのは春学期になってからでした。先輩から、オンラインでもどんな状況でも友達はできると励ましをいただき、オンラインでの交流会に参加したり、SNSを通じてメッセージを送り繋がりをつくりました。

Online sessions with friends

友人とのオンライン交流会の様子

Q:SUA2年目での経験

A:1年目がオンラインだったため、キャンパスに慣れるという経験ができず、二年目になって初めてSUAに着いたときは、全てが新鮮でした。2年生では、友達に背中を押されて、クラスセネート(学年委員)の委員長を務めました。最初の方は日常会話の英語がよく分からなかったり、イベントを企画運営する際に準備に手間取ったりと、苦労が続きました。それでも、人と繋がることを大事にしようと考え、自分の学年全員と話す場を持つようにしました。そのおかげでお互いのことを知ることができ、イベント企画などの活動にも生かすことができました。

photo with a friend at peace lake

キャンパスに着いたばかりの際のピースレイク(平和の池)の前での写真

Birthday party at SUA

SUAでの誕生日サプライズ

Q:SUA3年目での経験

A:3年の春学期にフランスのレンヌに留学しました。最初の1ヶ月くらいは大変でしたが、とても楽しかったです。僕が選んだプログラムは、「期間中、プログラム参加者は、フランス語以外を話さない」というランゲージ・プレッジのルールがある、フランス語が一番鍛えられるプログラムでした。地元の様々なコミュニティとも繋がることができ、自身も徹してフランス語のみを話すようにして、どんどんフランス語の語学力が伸びていったと感じました。

friends at study abroad

フランス留学中での友人とのスリーショット

Q:SUA4年目での経験

A:4年生では、友人に励まされて学生自治会の Attorney General(法務)に立候補し、選出され、学生自治会の活動の推進や規約の改正などに取り組みました。

特に、SUA創立者・池田大作先生がご逝去された際に、学生自治会主催でメモリアルイベントを開催し、国籍を問わず多くの学生が参加してくれました。学生のそれぞれが創立者への思いを語り、多くの学生が抱えている苦労や決意、希望が示された場だったと思います。

Q:SUA生活を一言で表すと?

A:Training(訓練)だと思います。勉強面でも、友人関係でも、自治会での経験も、たくさんの経験をさせていただいて、その一つ一つが訓練だったなと感じます。

Q:創立者賞受賞時の心境は?

A:その場で突然発表され、とにかくびっくりし、自分自身のことだとは信じられず、頭が真っ白になりました(笑)。SUA20期生の代表としてもらった賞でもありますし、また、ここまで支えてくださった家族・友人・教職員・寄付者の皆様への感謝を一つの形として表すことができたのではないかと思います。また、これからSUA卒業生として、世界の人たち・社会に貢献していく決意もさせていただくことができました。

founders award

「創立者賞」受賞の際のエド・フィーゼル学長との写真

Q:SUAでの学びを今後どう生かしていきたいですか?

A:人との繋がりを大切にして、創立者池田先生が折々示してくださった平和構想やメッセージなどを世界に広げていきたいです。

Q:SUAを目指している後輩へのメッセージをお願いします!

A:何のためにアメリカ創価大学へ行くのかという自身の目的観をもち、あきらめずに頑張り抜くことができれば必ず道が拓けると思います。大変なことも多いとは思いますが、世界市民へと大きく飛翔できる素晴らしい大学ですので、ぜひ頑張ってください!

まとめ

SUAでの4年間、誠実に努力し続け様々な困難を乗り越えてきた裕一さん。世界市民の1人として、たくさんの人を励まし、あらゆる形で世界平和に貢献していくことでしょう!

アメリカ創価大学では、世界中から来た学生と共に学び、共に世界市民へと成長していくことができます。当校DIG Internationalでは、一人ひとりの生徒に寄り添い、レベルやニーズに合わせたレッスンを展開しております。アメリカ創価大学合格のための特別コースもご用意しており、自身の希望に合ったレッスンコースを受講していただけます。もっと知りたい、今すぐにでも始めたいという方は、詳しくはこちらからどうぞ!

 

新宅健太郎がDIG Internationalでシ・ルニテシュのもとで学び、ハーバード大学とアメリカ創価大学で学んだ経験を語るオンライン・イベントのチラシ。

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