この記事ではSAT試験受験がどのようにアメリカの大学進学に役立つのかを話したいと思います。アメリカの4年制の大学に正規留学するにはアメリカの高校生と対等に受験で勝負できる事が大切です。そのためにはアメリカの大学の受験要項の変化とSATの重要性について知ることが大切です。
目次:
アメリカの大学の受験要項の変化
SATの重要性
アメリカの大学合格に向けて
アメリカの大学の受験要項の変化
アメリカの大学受験にあたって2020年度以前はSAT試験またはACT試験のスコアの提出が必須でした。アメリカのほとんど全ての大学は、コロナウイルスの発生によって世界中でSAT試験を受験出来ない生徒がたくさん増えたためSAT ・ACTスコアの提出義務を免除またはオプショナルとしました。コロナウイルスが段々と落ち着いてきた昨今は州または大学各自の判断によってSAT・ACTスコアの提出に関する新たなルールを定めています。例えば、名門コロンビア大学やハーバード大学はテストスコア提出をOptionalとしており、提出した場合は合否を決める上での一つの判断材料として加味されるとされています。それとは逆にMITはSAT・ACTスコアの提出を義務付けています。SAT ・ACTスコア提出の必要性は大学によって違うので必ず自分が受験する大学の最新の受験要項を確認しましょう。
SATの重要性
たくさんのアメリカの大学が SAT ・ACTスコア提出をオプショナルとしており、スコア提出しなくても受験する事が可能となりました。しかし、受験する大学の合格者のスコアの平均点よりも自分の取得したスコアが高かった場合はオプショナルでも提出することをオススメします。オプショナルなのでスコア提出の有無により合否に直接影響することはありませんが、加味点とされ処理され入学審査で有利になります。また大学によっては試験スコアは奨学金獲得の判断材料で使われる場合もあるので、スコア提出がオプショナルの大学でも提出しておくことで損をすることはありません。自分のSATスコアと志望大学合格者のSAT平均スコアを比べ、提出を吟味してもいいと思います。
また、アメリカは2024年度より新デジタルSATとなり誰でも試験が受けやすくなったので、SATスコア提出のルールがオプショナルからまた変わることも予想されます。新デジタルSATについてもっと知りたい方はこちらから確認できます。州または大学によってSATスコア提出のルールが変わるので現在、中学生または高校1年生の方は志望大学が試験スコア提出をオプショナルとしていてもSATの勉強を開始、継続することをおすすめします。
アメリカの大学合格に向けて
アメリカの大学で将来勉強したい人は合格基準がテストスコアだけでないことを知っておく必要があります。アメリカの大学は高校の成績、課外活動、推薦書やエッセイなどから総合的に合否が判断されます。なので、現在、中学生で将来アメリカの大学で学びたい人は高校に入学した時から常に好成績を維持し、課外活動にも積極的に参加することが大切です。現在、高校生の方も今できることにベストを尽くし、他の受験者と少しでも差をつけられるように頑張ってください!
英語が第一言語ではない生徒がアメリカの大学を受験する際は英語力の証明としてTOEFLまたはDuolingo試験のスコア提出が必須となっている大学がほとんどです。スコア基準は大学によって違うので、志望大学が求めているスコアを確認し、早い段階で準備することで高得点を取得する事が出来ます。
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