SATについて
米国の大学進学を考えている学生には、必須の学力診断テスト。スコアにより、入学できる大学が決まります。
SATは「College Board®」(非営利法人)が主催する学力テストで、米国内の大学受験にもっとも使われているテストでもあります。
試験は1年間に6回実施され、繰り返し受験することが可能です。
SATは、(1)Reading Test、(2)Writing and Language、(3)Math(電卓使用可)(4)Math(電卓使用不可)の4セクションで構成されています。合計1,600点満点で評価されます。
また、大学によりEssayが必要な場合があります。
科目と解答形式
前述のとおり以下の2教科、4セクションからなる試験。
各科目とも、最高800点・最低200点の表示であり、合計すると最高1,600点・最低400点です。
各科目ともマークシートで解答し、オプションのEssay (小論文) は解答用紙に鉛筆で記入をします。
試験時間
全部で4セクションがあり、以下のように進行します。
• セクション1 Reading Test (65分)
• セクション2 Writing and Language Test (35分)
• セクション3 Mathematics with No Calculator (25分)
• セクション4 Mathematics with Calculator(55分)
• セクション5 Essay(50分)
• Reading Test Content
従来のCritical Readingに相当する内容。52問を65分間で解く構成。すべての問題は複数選択問題 (Multiple-choice) であり、文章や表、グラフを読んで解く内容となっている。 合計で5つの大問があり、各大問は10から11問で構成されている。なお、一つの大問には、関係する二つの短い文章で構成されている問題も含まれる。各大問は、文学、アメリカ史に由来する文章、経済や心理学に関する文章を含み、科学に関する文章は2つ出てくる。
• Writing and Language Test
従来のWritingに相当。 文法や解釈にまつわる44問の複数選択問題(Multiple-choice)が35分間で行われる。
• Mathematics (No Calculator)
20問を25分で解く構成で出来ている。従来と異なり、このセクションで電卓を使用する事は出来ない。 15問の複数選択問題(Multiple-choice)と5問の短答問題(Student-produced responses)がある。
• Mathematics
(Calculator) 38問を55分で解く構成で出来ている。従来のSAT Mathematicsと同じく、電卓を使用する事が出来る。 30問の複数選択問題(Multiple-choice)と8問の記入問題(Student-produced responses)がある。
• Read an Essay
パッセージ(一節)を読んで、筆者が読者に対してどのように説得力を高めているのかを分析します。
パッセージの内容としては、政治や環境、教育、人種差別など、幅広い分野から出題されます。
試験実施予定日 | SAT Reasoning Test | SAT Subject Tests |
2020年 3月14日 | あり | なし |
2020年 5月2日 | あり | あり |
2020年 6月6日 | なし | あり |
2020年 8月29日 | あり | あり |
2020年 10月3日 | あり | あり |
2020年 12月5日 | あり | あり |
2021年 3月13日 | あり | なし |
2021年 5月8日 | あり | あり |
2021年 6月5日 | なし | あり |