S・T の声

S・T 高校三年生

合格した大学:スタンフォード

レッスンコース:Special コース

Duolingo:125点/160点満点 

     小学校4年生の時に一年間カナダに住んでおり、帰国後すぐに英検2級まで取得しました。DIGに通っていたある生徒のお母さんと繋がりがあり、DIGを紹介していただいて入塾しました。最初は英語力向上のために英検コースを受講し、準1級を取得した後にTOEFLとSATのコースに移行しました。ニテシュ先生に海外大学を受けてみないかと勧められて、通っている札幌開成高校でも海外大学向けのカリキュラムを受講することにしました。

     4歳からバイオリンを習っていた僕は、バイオリンと学問の関わりを探っていく中で、数学や物理学との関係に興味を持つようになりました。ニテシュ先生とは一週間に一回、音楽の話をしたり自分の興味に関わる英語の論文を読んだりして、学びを深めています。バイオリン物理学の研究で有名な教授のブログを読んでいると話していた時、ニテシュ先生は、気になる先生には自分から連絡してみるといいよと後押ししてくださいました。

 僕は探究的な学習に重きを置いている札幌開成の学校教育の影響も受け、研究に興味を持ちました。高校1年生から2年生にかけて、東京大学が提供している高校生向けの研究支援プログラムに応募し、研究を進めていました。そして、今年Regeneron ISEF 2023という国際的な科学研究コンテストでは、バイオリン物理学の研究で物理学・天文学部門3等、アメリカ音響学会賞1等をいただくことができました。ニテシュ先生の後押しがあったことで自分の研究がより広がり深まっていったことに感謝しています。

     僕はもともとバイオリン演奏家を志していましたが、ニテシュ先生との議論を通して学問と音楽の関係性についての興味を発展させることができ、今は国内海外問わず多くの大学を調べています。バイオリン物理学の研究を極めたいと思う一方で、他の学問分野に触れることでの気づきや発見もあると考えており、大学選びの難しさを実感しています。学ぶ分野によっては自分の興味関心が変わる可能性もあるので、柔軟性のあるカリキュラムで自分の知的好奇心を高めていきたいです。大学受験では外部試験のスコアが必要ですが、自分は英語での研究を通してアカデミックな内容に慣れていることで効果的に試験勉強を進められていると感じています。資格を取るというより、英語を通して様々なことを学ぶというのが、英語を学ぶことの本質なのではないかと思います。自分の研究を通して、日本語だけでは研究が制限されてしまうこともあり、英語で研究することでしか得られない知見があると気づきました。

     最後になりますが、DIGでは対話教育の重要性を実感することができました。レッスンを通して、自分の考えや変化を英語でアウトプットする機会を作ってくださり、自分の考えや興味があることが明確化されていくのを感じました。自分の研究に限らず、社会問題について議論したり、大学について教えていただいたりと、DIGは自分の視野を広げてくださいました。対話教育を通して自分の中に変化を促してくださったDIGに感謝しています。

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