DIG/SUA特集トークイベントを振り返って!

先日3月10日、DIGでオンラインにてアメリカ創価大学(SUA)特集トークイベントを開催しました。今年SUAブリッジプログラムに合格した本間修也さん、今村華さん、SUA現役生の山下瑞希さん、本間美鈴さん、上田和恵さん、新宅太陽さん、松名裕一さん、そしてSUA卒業生の新宅健太郎さんがそれぞれの経験を話してくださいました。皆さんが語るSUAへの出願プロセス、SUAでの生活、そしてSUA卒業後の未来のストーリーとは一体どのようなものなのでしょうか?

b

目次:

$

SUAブリッジ合格者の体験談

$

本間修也さん

$

今村華さん

$

SUA現役生の体験談

$

山下瑞希さん

$

本間美鈴さん

$

上田和恵さん

$

新宅太陽さん

$

松名裕一さん

$

SUA卒業生の体験談

$

新宅健太郎さん

$

まとめ

SUAブリッジ合格者の体験談

本間修也さんの体験

修也さんは、中学2年の頃からDIGでは英検コースを受講。高校2年の夏休みに姉・美鈴さんのSUAの入学式に出席し、キャンパスや学生たちの様子に心を動かされ、SUAの受験を決意したそうです。英語力への不安がありましたが、ニテシュ先生が「修也がSUAに行きたいという目標を定めたら、周りは全力でサポートするよ」という温かい言葉をかけてくれたと話しています。Duolingo English Testの勉強を始めますが、初回は160点中90点で、SUAの最低基準である115点には程遠かったと言います。100点に達しスコアが伸び悩んだ時、ちょうど姉の美鈴さんが夏休み日本に帰国し勉強をサポート。2ヶ月ほどで110点を獲得し、実践練習を続けた結果、SUAの出願締切の2日前に120点を獲得し、提出することができました。DIGでは、英語はあくまでもツールとして対話形式で学ぶことができるので、自分の意見を主張する、相手の意見を聴くというスキルを学ぶことができたと話してくれました。

今村華さんの体験

フィリピンのマニラで生まれ、アフリカのタンザニア、中東のヨルダンで暮らしていたことがあるという華さん。東京創価高校の入学と同時に、世界市民になりたいという思いと共にSUAを目指し始めたそうです。日本の中学に通っていなかったため、現代文や日本史などで苦労し、GPAがSUAの基準ぎりぎりだったといいます。高校3年でTOEFLの勉強を始め、6月ごろ点数が伸び悩み始めた時に母からDIGを紹介され、入塾。週2回のプライベートレッスン、週2回のグループレッスンでは試験対策やディスカッションに取り組みました。DIGに入ってから初めて戦したDuolingo English Testへの不安はありましたが、DIGの講師からのサポートのおかげで苦手を克服し、最終的に125点を獲得。グループディスカッションでは、英語のスピーキングとリスニングスキルの向上に加え、自分とは違う考え方や視点に触れることができ、人として成長しつつ、平和や人権についての学びを深めることができたと話しています。

SUA現役生の体験談

 山下瑞希さんの体験

現在SUA2年生の瑞希さんは、受験の際に諦めない気持ちやチャレンジ精神を養ったと話してくれました。2019年のSUAツアーに参加してSUAの受験を決意。高校では、英語に特化した学科にいたこともあり、優秀な友人たちと比較して自信を失ったこともたくさんありました。成績に伸び悩み、本当にSUAにいけるのかという不安をニリマ先生に相談したところ、「1ヶ月以内にどんな場面でもいいからリーダーになりなさい」という課題を出されたのです。そんな時、アジア各国から高校生が集まってビジネスプランを考えるという国際的なプロジェクトに参加する絶好の機会が巡ってきて、勇気を出してチームリーダーに立候補。英語で交流する楽しさ、チームを裏で支える自分のポテンシャルに気づいたといいます。それでも受験は自分との闘いで、TOEFLのスコアも伸び悩んで自信を失っていた時、ニテシュ先生に励まされて、もっと力を入れて勉強したそうです。3月の結果は合格候補者(Waitlist)で、5月まで待った結果、見事合格を勝ち取りました。SUAでは、オーケストラのクラブでのリーダーシップを取るなど、今まで取り組まずに後悔していたリーダー職にも積極的に取り組んでいます。

本間美鈴さんの体験

現在SUA2年生の美鈴さんは、DIGのグループレッスンでのディスカッションの経験がSUA生活に役に立っていると話してくれました。プロジェクトベースのクラスが少なく、講義と演習が多かった公立高校の授業とは異なり、DIGでは、他の生徒とのディスカッションを通して学びを深めることができました。最初の方は英語をほとんど喋れず、何を言えばいいかわからずに他の人の話をただ聞いていましたが、徐々に英語で自分の意見を伝えられるようになっていったといいます。DIGのおかげで自分の意見を発信すること、他の人の意見に耳を傾けるという訓練ができました。SUAでは、少人数でディスカッション中心のクラスが行われ、本、小説、学術記事などの課題を予習し、クラス内で自分の意見や経験を共有していくそうです。SUAでのディスカッションでは、常に集中してその場にいることを心がけなければならないと話しています。予習教材をもとにディスカッションをしているときに、自分の過去の経験や知識と繋げられたときの学びの楽しさを語ってくれました。今後は自分の意見を言語化する力をさらに伸ばし、より積極的にディスカッションに参加していきたいと話しています。

上田和恵さんの体験

高知県出身で現在SUA一年生の和恵さん。多様性のあるコミュニティ、SUAでの日本人としてのあり方、対話の大切さについて語ってくれました。外向的な性格もあり、色々な国からきた生徒と友達になり、キルギスタンからの子と特に仲が良い和恵さん。しかし、学業やクラブ活動、他の友達との交流などの忙しさで一緒にいる時間が取れなくなっていったそう。SUAでは留学生の割合が半分くらいで日本人はそのマジョリティ(多数派)となります。そのキルギスタンの子が孤独感から日本人コミュニティへの不満を募らせていることに気が付かなかったと話す和恵さん。日本人コミュニティというマジョリティの一員として自分の行動を後悔し、勇気を出して彼女と対話し、友達として大切にしていることをお互い確認しました。この経験から、文化の違いから生み出されてしまう分断を直していくのは対話しかないと学んだそうです。和恵さんは、マジョリティの一人ひとりが自分の行動に責任を持ち、相手を思いやり理解することで分断のないコミュニティを構築していけると話しています。相手への配慮を忘れずに自分自身を変革していくことの大切さをSUAで学んでいるそうです。

 

新宅太陽さんの体験

現在2年生の太陽さんは生徒自治会メンバーの副会長を務め、プロジェクトの企画、代表理事会への参加、委員会のサポートなど、幅広く活動しています。去年開校した創価インターナショナルスクールマレーシアに向けてメッセージビデオを作成した時には、その入学式にて上映され、学校長から感謝状をいただいたそうです。また、去年SUAの創立者・池田大作氏が他界された際、生徒メモリアルイベントを企画・運営。150人近くの生徒が集まり、創立者への感謝、敬意、決意を表した印象的なイベントでした。毎年1月に行われるラーニングクラスター(LC)では、生徒主体となって「幸福のための教育」に関するLCを立ちあげました。教育のあるべき姿と現状に格差がある中、「世界一幸福な国」として知られるフィンランドに注目し、海外派遣型LCにするため奨学金を申請。準備を全て生徒だけで執り行い、毎年4つしか選ばれないと厳しい選考を勝ち抜いて奨学金を獲得しました。LC中では、オーロラ観察やサンタさんに会うなどフィンランドを満喫しつつ、学校訪問、教授インタビュー、現地学生との交流などを通して、フィンランド教育への学びを深めることができたと話してくれました。

松名裕一さんの体験

札幌出身、関西創価学園で6年間寮生活を過ごし、現在SUA4年生の裕一さん。中2の時SUA元学長のハブキさんに会って感銘を受けSUA受験を決意したそうです。DIGでは夏休みにニテシュ先生にSATを重点的に教わり、1ヶ月で100点以上伸ばすことができました。SUAでは、生徒自治会の法務担当として会長、副会長を陰でサポートしているという裕一さん。学業では、社会行動学、国際学の二つを専攻しており、経済を中心に多岐にわたって勉強しているそうです。卒業論文では国際通貨に関して執筆しているといいます。3年生の時にフランスのレンヌに留学。フランス語が一番難しいと言われているプログラムを選び、5ヶ月間、フランス語だけで生活を送りました。最初は苦労したと話していますが、最後の方には現地の方と自然に会話できたり、本を原文で読めるようになったりと、フランス語を格段に伸ばすことができました。留学後もSUAでフランス語の授業をとっており、SUA卒業後は通訳・翻訳・出版に関係する会社に就職するそうです。フランス語分野に最近参入した会社なので、自身のフランス留学の経験を生かせる良い機会だと思っていると話してくれました。

SUA卒業生の体験談

新宅健太郎さんの体験

昨年SUAを卒業した健太郎さん。中学まで英語に興味はなく野球ばかりしていた健太郎さんが自身の可能性を気付かされ、英語を勉強しようと思ったきっかけは、ニテシュ先生との出会いでした。DIGで学び始め、世界に貢献するリーダーになりたいという思いからSUAの受験を決意。そしてSUAでは北欧での研修旅行、パンデミック中のイベントの企画・運営、素晴らしい教授や友人との出会いなどの経験をしました。パンデミック中、無力感に苦しんでいた時期、当時教授の一人だったエド・フィーゼル現学長が毎週のように励ましてくださったといいます。より良い教育と社会を築くリーダーになるという目的感を抱き、青年エンパワーメント教育を開発するためにさらに学ぼうと大学院受験を決意。限界を超える闘いを乗り越え、ハーバード大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、コロンビア大学など全ての出願校の合格を勝ち取りました。日本政府から奨学金を授与され、昨年ハーバード大学教育大学院に進学。大学院の授業ではある国の教育大臣や大統領が参加することもあり、池田氏の世界市民教育の研究をしている教授のもとで学んだり、気候変動教育政策についてのプロジェクトや平和教育の会議の企画などを行ったりしています。艱難(かんなん)に勝る教育なし––SUAの特訓がハーバード大学での学びに活かされていると話してくれました。

まとめ

DIG/SUA特集トークイベントでは、DIG生のSUAブリッジ合格生、SUA現役生、SUA卒業生の皆さんが様々な困難を乗り越え自分の道を切り拓いていくストーリーを話してくださいました。皆さんも、自分の夢や目標に向かって挑戦し、努力し、自分の可能性を無限大に広げていきましょう!

DIGではSUA対策コースを設けており、生徒一人一人のレベルとニーズに合わせた指導で効果的に試験対策、受験対策ができます。また、どのコースを受ければいいか分からない場合でも、DIGの講師に相談いただければ、各生徒のレベルと目標に合ったコースを提案させていただきます。無料体験レッスンも実施しておりますので、ぜひご気軽にお問い合わせください!詳しくはこちらから!

新宅健太郎がDIG Internationalでシ・ルニテシュのもとで学び、ハーバード大学とアメリカ創価大学で学んだ経験を語るオンライン・イベントのチラシ。

Related Blogs …

食堂での食事体験

アメリカ創価大学の食堂は、学生や教職員が日々の生活を共有し、さまざまな文化の味を楽しむ場所です。食堂はキャンパス内の中心的な場所であり、学生たちが集まり、友人や同僚と食事を共にする場所として重要な役割...

続きを読む