現在、英語力を測定する試験として世界中の4,000校以上の教育機関で導入されているDuolingo English Testでは、様々な問題タイプが出題されます。人それぞれ得意分野は異なりますが、スピーキングやライティングでのアウトプットが苦手な人は多いのではないでしょうか?この記事ではDuolingo English Testで高得点を取るために、ライティングに焦点を当てて、すぐに実践できる対策方法をご紹介していきます!
目次:
Duolingo English Testとは?
ライティングの問題タイプ
ライティング対策
まとめ
Duolingo English Testとは?
Duolingo English Testは、便利でリーズナブルな価格で受けられるオンラインの英語試験です。試験センターを予約する必要もなく、自宅で好きな時間に受けることができます。英語4技能が総合的に審査されるので、リーディングやスピーキングなどのセクションに分かれているわけではなく、約1時間の一続きのテストになっています。アダプティブ方式を採用しているので、受験者の解答によって次の問題の難易度が左右されます。
Duolingo English Testは160点満点、5点刻みで採点されます。総合スコアだけでなく、各分野の習熟度の目安となる4つのサブスコアが存在します。これらのサブスコアはリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの四技能の尺度ではなく、各技能の組み合わせによって設定されています。以下に4つのサブスコアをまとめてみました。
- Literacy=読んで書く能力
- Comprehension=聞いて読む能力
- Production=書いて話す能力
- Conversation=話して聞く能力
これらのサブスコアを参考にすることで、今の自分に何が足りていないのかを明確に把握し、英語学習に生かすことができます。より詳しくは、Duolingo English Testの公式サイトからどうぞ!
ライティングの問題タイプ
Duolingo English Testで出題されるライティングの問題タイプは3つに分かれています。その3つの問題タイプは、Write About the Photo、Read, Then Write、Writing Sampleです。
問題タイプ | サブスコア | 制限時間 | 内容 |
Write About the Photo | Literacy、Production | 1分 | 画面の中央に表示された画像を説明する |
Read, Then Write | Literacy、Production | 5分 | 表示された質問を読んで回答する |
Writing Sample | Literacy、Production | 3分から5分 | 表示された質問を読んで回答する |
Writing SampleとRead, Then Writeとの違いは、スコアを送る先の大学が自分の解答を見ることができるという点です。
これらがDuolingo English Testで出題されるライティングの問題タイプです。ライティングの問題は4つのサブスコアのうち、Literacy(読んで書く力)とProduction(書いて話す力)に貢献することがわかりますね。これらの問題タイプでは、質問内容は毎回異なりますが、種類を把握するだけで、それぞれの問題にどう答えるか自分の型を作るのに役立ちます。
こちらの記事で、スピーキングとライティングの問題タイプを実際のテスト画面と共により詳しくご紹介しています。
ライティング対策
実際、Duolingo English Testに向けてどのようにライティング対策をしていけばいいのでしょうか?ここでは、対策方法を主に3つご紹介します!
1、テンプレート(型)を参考にする
Duolingo English Testのライティング問題では、限られた時間で、必要な情報を絞って明確な文章を書かなければなりません。まず結論を述べ、それを補強する考えや事実などを説明し、最後にまた結論を言って締めくくるというような大枠を決めると良いでしょう。そうすることで、順序立てて説明することができ、書く側にも読む側にとってもわかりやすい文章を作ることができます。
2、多様な文法・表現方法のインプットとアウトプット
スピーキングでも同様ですが、ライティングでは同じ単語や文の構造を何度も使うと、洗練された文章とは程遠いものになってしまいます。多様な文法や言い換え表現を学ぶことで、英語での表現の幅が広がります。文法帳やYouTubeビデオで表現方法をインプットするだけでなく、アウトプットすることも心がけましょう。アウトプットする時に、新しく学んだ単語や文法を取り入れることで、自分の生きた英語として本番のライティングでも使えるようになっていくでしょう。
3、添削する
ライティングの問題に回答してそのままにするのではもったいないです。自分のライティングを自分で見直したり他人に添削してもらったりすることで、自分の傾向性を把握することができます。より明確に伝わる文章を考えたり、論理が通っているかを確かめたり、添削、ライティングスキルの向上には欠かせません。自分や他人からのフィードバックを元に、再度同じ問題にトライするのもおすすめです。
まとめ
この記事では、Duolingo English Testのライティング対策方法をご紹介しました。これらを実践することで、ライティングスキルを伸ばし、高得点を獲得していきましょう!
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