CEFR(セファール)とは?

みなさんはCEFR(セファール)という言葉を聞いたことはありますか?英語学習者の方は、実用英語技能検定やTOEICなどでこの指標を見かけたことがあるのではないでしょうか。しかしながら、このCEFRに一体どのような意味合いがあるのか細かく把握している人は少ないのではないでしょうか。CEFRについて理解することで、あなたの言語学習のモチベーションがあるかもしれません。今回は、CEFRの内容と活用方法などについてご紹介していきます!

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目次:

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CEFRとは?

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CEFRと様々な英語試験

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CEFRの活用方法

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まとめ

CEFRとは?

CEFRは、Common European Framework of Reference for Languagesの頭文字であり、日本語では「外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠」を意味します。CEFRは外国語の運用能力を測るための国際標準であり、英語に限らず、様々な言語能力を測定することができます。CEFRは外国語の運用能力、A「基礎段階」、B「自立段階」、C「熟達段階」に分け、A1、A2、B1、B2、C1、C2の6段階で評価します。それぞれの段階でに、「具体的に何ができるか(can do)」を示し、言語力のレベルを分かりやすく説明しています(ブリティッシュ・カウンセルより)。

以下の表がCEFRの基準となっています。

CEFR description

CEFRと様々な英語試験

先ほど述べた通り、CEFRは言語の運用能力を測定できる国際標準なので、様々な英語試験の点数や級などと比較することができます。

CEFR and English test scores comparison

(引用:文部科学省

例えば、この表によると、日本で知名度の高い実用英語技能検定(英検)では、最高級である英検一級がB2〜C1レベルに対応しています。また、TOEFLでは、高得点とされる100点以上はC1レベルとなっています。この対照表から、C2のレベルの高さが伺えますね。もしこれらの英語試験を受験したことがある場合、CEFRの「具体的に何ができるか」の指標と比較してみましょう!

CEFRの活用方法

CEFRはアカデミックやビジネスの世界において様々に活用されています。日本の学習指導要領でCEFRが言及されていたり、いくつかの大学入試でもCEFRを基準にしていたり、言語力の指標として幅広く活用されています。またビジネスの世界でも、実際に英語または他の言語で「実際に何ができるのか」を示すCEFRがよく用いられています。

学習者の皆さんは、CEFRを用いることで、他の英語試験を受験することなく自身の英語力または他の言語の運用能力を評価されることができます!また、「具体的に何ができるか」に焦点を当てることで、試験で陥りがちな「高得点さえ取れればいい」という考えを克服することができるのではないでしょうか。

まとめ

この記事では、CEFRについてお伝えしてきました。CEFRという国際指標がより活用されてきている今、自身の英語力や他の言語の運用能力で具体的にできることにフォーカスして勉強に励んでいきましょう!

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