M・S (保護者)の声

M・S (生徒の保護者)

長男 

2019年 Soka University of America合格 

2019年 上智大学国際教養学部合格

2023年 ハーバード大学大学院、UCLA大学院 コロンビア大学大学院 合格 

次男

2022年 Soka University of America合格

 

「僕にとってのニテシュ先生は、ヘレンケラーにとってのサリバン先生です!」と長男が高校生時代に書いていた通り、ニテシュ先生は北海道の人口1万人の農村で野球にしか興味なかった息子達に、自身が持つ「無限の可能性」に気づかせ、”世界貢献”の使命を与え、世界に羽ばたかせてくれました。

 出会いは長男が中3の12月。「英語も世界も興味ない。今受験で忙しい」と渋る息子をニテシュ先生に会わせました。苦難を乗り越え学んできたニテシュ先生の人柄と教育者としての情熱にただ触れさせたかったのです。ニテシュ先生と1時間ほど会った帰路、息子は別人のように、「自分は世界に羽ばたくんだ!海外の大学で学ぶぞ!」と叫び続けました。この変化と興奮ぶりは今も鮮明に覚えています。この1度の出会いが彼の人生を変えたのです。小6から決めていた志望高校(札幌市の進学校)を、英語が学べる国際科高校に変更し、「海外の大学に行くんだ!」と英語の猛勉強を始めました。

 海外大学進学などは、当時の我が家ではありえない選択肢でしたが、本人の強い希望で高校1年時、週1回1時間だけ、のコースでDIGで学び初めました。親の私としては英語目的ではなく、人間的成長を願ってニテシュ先生のもとで学ばせたかっただけなのです。

 息子は先生との対話の中で、人生をどう生きたいか、本当の教育とは等、人間教育と思える学びを深めていきました。英語学習に関しては、「何のために学ぶのか」「自分は将来英語を使って何をしていきたいのか」という事を常に先生と対話している息子の学びへの姿勢は、中学校までの受け身で一斉授業を受ける学習とは180度転換しました。先生は、「合格がゴールではなく、目標はその先です。海外の大学で十分に授業を受けられ、さらにそこで優秀な成績を収められる力、さらに世界をより良く変革していくリーダーになるための力をつけていきます」とおっしゃっていました。多くの高校生が大学受験のために目先の模試や偏差値に追われがちな高校時代に、息子はニテシュ先生の元、世界を舞台に人生を切り拓いていく総合力と人格を日々磨いていただいていたのだと思います。

 大きな目的感を持った彼の英語力の伸びは驚くほどで、英検1級、「高校生英語ディベート全国大会出場」を果たしました。全国大会で堂々と大迫力の英語で相手の主張を論破する息子の姿に、学校の英語教育ではほぼ学ばない広い視野、論理的・批判的・討論力、それらを自在に駆使する英語力、をこれほど短期間に身に付けたのかと、驚くばかりでした。米国領事館での祝賀会にゲストとしてスピーチさせて頂く貴重な経験など、経験と自信を重ねていきました。

 高校2年、息子は海外難関大学進学を本気で決意、私に伝えてきました。私はニテシュ先生を訪問し、「現実問題として、家庭の状況で無理です」と伝えました。するとニテシュ先生は、「Kenが切り拓く壮大な未来を信じてください。一緒に道を開きましょう」と、私までも励ましてくださったのです。先生の、息子の可能性を深く信じる心に触れ、今度は私が決意しました。「どんな壁があっても息子の可能性を信じ応援しよう」と。

「平和はどうすれば築いていけるのか。今の自分達には何が求められているのか。」と中学卒業作文に書いていた息子は、志望大学をSUA(Soka University of America: アメリカ創価大学) に決めました。SUAは、平和、生命尊重、世界の人々に貢献しゆくリーダー育成、を理念とする大学。世界中から多くの受験者が集まる中、入学枠はたった100名という狭き門で、合格には卓越した英語力に加え、大学入試共通テストのアメリカ版SAT(英語論文や数学等含む)で9割以上の得点が要求される(当時)。

 学力、学費、家族の状況…巨大な困難の壁が立ちはだかり、時に息子は「点数が届かず夢が遠ざかり絶望しかけた」と。が、ニテシュ先生の渾身の励ましに奮い立ち、ラストチャンスのTOEFLで息子は米国のどんなトップ大学にも合格できる得点を出し、志望校のSUA に早期合格! 加えて、必死に挑んで国の全額支給奨学金も掴みとり、「国費留学生」として、SUA に進学を果たしました!

 入学後もニテシュ先生は息子と連絡を取り励まし続けてくださり、おかげで息子は更に力を伸ばし、4年後、大学から最優秀賞を受賞し卒業(2023年)。そして、ハーバード大学大学院の合格を勝ちつかんだのです。(同じく国費留学生に決定)。

 卒業式では卒業生代表スピーチを。そのスピーチは、ニテシュ先生との出会いから始まり、感謝と未来への決意で締めくくられていました。

 

【SUA 2023年卒業式 卒業生代表スピーチより】(原文英語)

一人の教師が、15歳の私に蒔いてくれた 『励ましの種』は、私を世界の学び舎へ導き、さらに大きく芽吹いて、私は今年よりハーバード大学大学院で学びます! 私は誓います!今度は私が、世界中の青年に『無限の可能性』の種をまくことを。何百、何千もの青年に希望と力を与え、平和な地球を、戦争と核兵器のない世界を、自然と人類の共生の世紀を創造する無数の世界市民を育てていきます!」

 兄の大成長を見て、次男も迷わず高1からニテシュ先生の元で学ぶことを希望しました。驚くことに、中学で野球部主将だった彼が英語の道に突き進み、高1にして高校生英語ディベート全国大会出場、高2で英検1級、高3でSUAに早期合格を果たしました。現在、SUAにて世界の友と学び「最高に充実!」と大成長を見せてくれています。北欧の教育先進国への現地研修を計画するなど世界を舞台に学ぶ意欲に燃え、教育で世界に貢献する大きな夢を抱いています。

 ニテシュ先生は、息子たちが志望校合格を果たした今も、変わらず励まし続けてくださっています。長男の米国大学院挑戦に際し、ハーバード大学院を勧め、サポートしてくださったのも先生でした。

 息子達は、自ら努力する意思力、常に新しい挑戦に挑む前向きな意欲、どんな困難にも負けない心の強さ、さらに、常に周りの人々に役立とうと心を配る優しさと、平和への正義感、をもつ青年に成長しました。これは、ニテシュ先生の人格が触発した人間教育の大成果だと確信しています。

 息子達の無限の可能性を信じ、引き出し、世界に貢献できる実力と対話力、そして人間性をここまで育んでくださり、さらに、世界の人々に貢献しゆく使命を与え、支え続けてくださるニテシュ先生とDIGには感謝しかありません。

 一人でも多くの生徒がニテシュ先生と出会い、無限の可能性を広げ、世界の人々の幸せのために活躍してほしいと心より願っています。

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